URYMLOG

雑記やお知らせなど

スパコミおつかれさまでした!
去年11月ぶり即売会でしたが楽しかったです。ゲ謎冷やかしに見に行ったら壁多すぎてわろてしまいました。あとなぜか今回みんな撤収が遅かった。なんでだろう? 私は今回馴染みの腐女子も別ジャンルで出てたので14時に撤収して飲みに行ったんですけど(昨日の気候で15時から飲む酒美味すぎ)、次ひとりで出ることがあったら閉会までいてみようかな。
サムネは新刊セットまとめです。届くのが前日の5月4日で受け取り損なったら頒布できないためサンプルには入れなかったんですが、装丁・印刷所まとめカードも封入しております。印刷オタクの方はご参考ください。今回は全体的にクラフト紙や白印刷多めな感じでまとめてみました。
ポスターも普段と違う印刷所さん でちょっと画用紙っぽい紙にしたんですがいい感じでした。印刷きれいだったので次もお願いしたいな…! 何のジャンルかもわからないけどポスター見て気になったので…と来てくださった方複数いたのでマイナーこそポスター大事。
イベント出ると創作意欲が湧くのは私も例に漏れずですが、もう今年は絶対出ない。出たい😄
BOOTH開けております。次回イベント頒布未定ですのでよろしければご利用ください。
https://awonoblue.booth.pm/items/5715931
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以下『処刑人』の感想です。畳みますʕʘ‿ʘʔ
最初観たときコナー(ショーン・パトリック・フラナリー演)が兄でマーフィー(ノーマン・リーダス演)が弟の歳の差兄弟なんだと思ったんですけど、設定的には二卵性の双子なんですね。天才かな?
しかし双子であることは作中で明言されず(原語でも出てこないよね?)円盤特典の未公開シーンでどっちが上かもわかってない双子、っていうのが明示されるという……このシーンはNGも含め世界文化遺産登録されたほうがいいと思いました。
ふたりともほんとかわいくてこれが25年前の映画なのすごい。1999年のノーマン・リーダス可憐だった。2009年『処刑人Ⅱ』は可愛さにつよそうさがプラスされてた。ショーン・パトリック・フラナリーはどっちもずっとかっこよかったです。コナーはあきらかに頭悪いのに包容力感じるからすごい。マーフィーが頭悪いうえに子どもっぽいから相対的にマシに見えるだけなんだけど、コナーが兄なことに異論がある人類マーフィー以外いないよ……。Ⅱで双子が武器商人のもとへ銃を買い求めに行くシーンでマーフィーが機関銃を撃つポーズをとったときに撃たれたフリしてあげるコナーに「兄」を感じて一生健康になれます。ロッコ(双子の友だち)を褒めるためにキスしたコナーを睨むマーフィーでも健やかになれるので『処刑人』を病院の待合室で流しておくべき。歯医者では『アウトレイジ』を流しておくべき。
Ⅱは個人的にはⅠより何言ってんの?になるというか荒唐無稽な印象なんですが、FBI捜査官の特異なキャラと双子ちゃんを愛でる映画だからまあ細かいことはね……。双子はなにがあっても何年経っても一緒に行動するからかわいい。Ⅲがちゃんと製作されるかわかりませんが(映画ってカジュアルに頓挫するよね、サイコの実写とかBLEACHの実写とか)、Ⅲもどこでもいっしょマクマナスだといいな。結婚して各々家庭もって離れて住んでたら爆発するかも。ていうかそれだったら処刑人やってる場合じゃないだろ!ってやっぱり爆発するかも。
公式がⅡのアクションシーンをアップしてたのでシェアします。ブレット・トレイン系好きな人は好きかもしれません。あとマクマナス兄弟は『HiGH&LOW』の雨宮兄弟の元ネタのひとつなんじゃない?って思ったんですけどどうだろう。

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『処刑人』のおかげで『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』という映画を小学校高学年か中学生のころ気に入って何回も観てたのを思い出したんですが、私が性格の違うニコイチCP好きな原点はサイコじゃなくてこれだと思います。ずっと忘れてた。穏やかな兄と凶暴な弟の双子の兄弟が主役のモキュメンタリー映画なんですが『処刑人』より深刻だし楽しくないしサブスクも入ってなさそうだしそんなにおすすめじゃない。サイコもべつにおすすめじゃない。生涯ベスト作品っておもしろいとか関係なく深々と刺さった作品のことなので手放しに薦められないところがありがち。
BLという言葉も知らなかった頃に形成された「穏やか+凶暴ニコイチ大好き」という軸がわりとぶれていないので、多感な時期に何を観るかってオタク人格形成においてかなり大事なんだな。でもなぜこの映画を観ようと思ったのかまったく思い出せないです。TSUTAYAレンタルが出会いなのでジャケット以外の判断要素なかったはずなんですよ。
ただあのときの私にありがとうを言いたい。このヘキはすばらしいから。
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田島先生の個展詳細出ましたね! ゲーム系原画の展示だったか〜サイコの加筆原画展示もいつかやってくれないかな。
更新ペース戻したいと言いつつ来週は所用のためブログ更新ありません。今日が終わったら7月まで祝日ないけど適度にサボって遊んでがんばっていきましょう🎏
#新刊情報 #感想
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ずっと #首 のことを考えています。11月30日木曜日に初めて観て12月9日までに4回観ちゃった……映画館に最短距離で通いたいから自転車も買っちゃった……でもその映画館の上映スケジュール主婦層向けだから公開から時間が経つごとに私の生活時間とギリギリで合わなくなってく……結局土日だけ自転車使う感じになるかも……どうしてもそこで観たいスクリーンがあるので平日仕事遅刻して観に行く……オタ活全力優先可能職場で良かった……という激動の10日間を過ごしていました。
以下また #感想 ですが長いのと前回より内容に踏み込んでるので畳みます! 本当に本当に長いしシンプルに腐女子の感想なのでご注意ください。もう無理なんだよなんか書いて消化しないと。
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①ノーディフェンスで観てお館様にめろめろになりつつ情報量に圧倒される→諸々インタビュー読む
②情報整理できてるので話の理解度が劇的に上がる→原作読む
③原作既読状態なのでさらに細かいところもわかる
④音声ガイドのおかげで拾えてなかった情報を知る→グッズやっと買えた
と毎回解像度が上がってて楽しいです。そろそろ都会(ルビ:別ジャンル)にも繰り出したいと思ってたところで加瀬信長と正面衝突を起こせたので感謝。他の人たちも大好き。光秀と信長公以外の特別お気に入りは秀長と半蔵です。秀長のアドリブコントの困り具合と「まだやってんのか!?」、半蔵の「くノ一は喋らんか」「とんでもございません(微笑)」は特にオキニのシーン。
前述の通り4回目は音声ガイドありで観まして、うろ覚えのニュアンスですが「夢中で吸い付く信長」「接吻しようとする信長」「失神する光秀」「うっとりと見つめる信長」「草履ぷかり」「激しい接吻をする信長」がヘッヘッヘ〜すき!になったところです。突然の「草履ぷかり」かわいすぎだった。拾えてなかった情報が思ってたよりあったので聞いてよかったです。
本当は3回目に音声ガイド導入を試みてたんですがあのアプリはたぶん映倫の音をスタートの合図にしていて、TOHOのIMAXだと今はSPY×FAMILYの予告が入ってるのでズレるんですね。ただ結果的には原作既読状態3回目で集中して内容整理できたので断念して正解でした。日本語字幕上映も観ます。期間短くない? お館様の尾張弁が2ヶ所、あと他のキャラでも細々としたセリフでどうしても聞き取れないところが数ヶ所あるんですが、尾張弁については「やっとかめだなあサル!」のところで名古屋ご当地漫画の『八十亀ちゃん』は方言由来の名前だったんだ!という点と点が線になる体験をしました。そういったことを鑑みても字幕でちゃんと知っておきたいよね。意味はわかるから正確に何を言っているのかわからなくても流してるところがあると思います。俳優さんたちの演技力のおかげだよ。字幕はおそらくBlu-rayにも収録されると見ています。なぜなら北野監督は邦画にも日本語字幕導入を、と言った先駆者と聞いたようなそれは別の監督だったような……のため。

内容的には観れば観るほど一番ヤバいのは光秀だよな、となってます。周りの男たちを夢中にさせててすごい。ストレス発散方法最悪なのに包容力を感じるし武人としてもかっこいいもんな。お館様は恐ろしいほど気性が荒くて選択肢を間違えると死ぬだけで言動は素直なので、言ってることとやってることどうなっとるんだね何を考えとるんだねという光秀の方が難しい人だなと思います。無論扱いにくさで言えばお館様が極北にいらっしゃるわけですが……。
伸二くんは暴力や死へのアクセスが気軽かつ反射的にできるだけで喜怒哀楽はわりあい落ち着いているのでお館様ほど気性の荒い男は新境地だなーと思っています。西園伸二は「怒りが瞬間大爆発して暴力に走る」って行動はほとんど取ってない。「説教の一環で腕を折る」「襲ってきた男の耳を食いちぎる」などはする、そのバランス感覚が好きです。ただ頭は派手におかしいのと雨宮くんの冷静さがすごく立ってるから錯覚しがち。自CPは最高だな。
それはそうと何度観ても謀殺シーンでドキドキ……わくわく……ハ??してるお館様はかわいい。あんなガン見されたら私でもなんかあるのかなって思っちゃいそう。激昂して光秀を斬り殺せ!って命じておいて光秀の方はそわそわしつつも見ないようにしてたところも本当にいじらしくて……今の今までブチギレてたのに瞬間スンと子どもみたいな表情になるので色々思いを巡らせてしまう、オタクの前でするなよそんな顔を。この場面で恋の賭けに出るなよ。そのあと俺もおみゃーのことちゅき!しつつみんなの前で光秀は無能だからなあ♡するところ、上司としてはかなり間違ってるけど魔王としては正しい行いなのかなあ。
一方の村重はわかりやすくてかわいいですよね。光秀のことを変な下心とかなく大好きなのが伝わってくる。「天下は俺“たち”のもの」はお館様も言ってるんだけど(本プロモーション も味わい深いが本編はもっと味わい深い。あまりにもお館様がツヤッツヤかつ満ち足りた様子なのでキスくらいしてもらったのかもしれない、でも光秀ビジネスキッスしてくれるかな)(好きって言われただけでツヤッツヤになるお館様、かわいいね……)、村重はキュートでお館様はセクシーなので光秀は両手に松浦亜弥なんだ。
光秀とお館様の感じはかなり私のど真ん中を突き刺してくるんですけど、光秀と村重の商業BLぽさも好きというか村重がかわいいので救いたい、助けてくれ〜光秀はほんとに一筋なのかぁ? 欲しい言葉を一番いいタイミングで的確に与えられる男なだけじゃないのかぁ? 観れば観るほど村重も言うとおり本当に好きなのはお館様じゃないかなと思うけど、これは私があらゆることを穿って見(たすえにカップリングさせ)てきたオタクだからかも。恋模様については光秀が分裂してくれたらかなりマシなんだけどな。お館様がぜ〜んぶ俺の!するから無理かな。
光秀信長以外の人たちは何がしたいのか超親切に意思表示してくれるので良いです。家康も初見はそう来るかと思いはしたものの今何を見せられたんだ、とはなんないし。光秀とお館様の複雑な愛憎が私の感情をぐちゃぐちゃにする。この新感覚はもう発明なんだよね。ノーベルBL賞があったら北野武監督が受賞してたと思います。
絵を描きたくなる新規ジャンルがなくてやや鬱々としていたので、まだフィクション作品にハマれる自分を発見できて安堵しました。他にも趣味があるとはいえ二次創作に関してはサイコ以外の別ジャンルも好きな方が楽しい。ところで私は絵を描くにあたって資料を求めてあちこち画像検索をするタイプなんですが、加瀬さんの顔は見てると照れるのであんまり直視しないようにしています。私は首が長く前傾めに角度ついてて痩せ型で頭身高い男性が本当に好きだから……そういう男性は横から見たときのシルエットが希少性の高い美しさをしているから好きです。恐ろしい開陳をするな。
「痛そう」という理由で『アウトレイジ』を避けてきましたが(サイコって実は拷問描写がほとんどないよね)北野映画のお約束みたいなのを全然わかってないはずなので腹を決めて全作履修しようと思い、今日ビヨンドまで観ました。明日は最終章を観ます。結論から言うと痛い描写は全然問題ないレベルでした。首と同じく全員の「死」に情感がなくただの一イベントなのがよかったです。加瀬さんがキャンキャン吠えるチワワ系インテリヤクザでかわいい。身の丈に合わないことをするから案の定死んだ。もうなんかビヨンドの登場時からあーあこいつ死ぬわこれだったもんね。ヤクザスーツだとより首が長いのと華奢なのがわかってうれしい2作品でした。
というキショ文で今回の首の話を閉じます。
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本題はサイコ愛蔵版です!!!!
今回はほぼほぼ弖虎活躍の巻なので私の腐女子人格にはあんまり関係ありませんが、読み返すと忘れてた要素が見つかりますね。こんな設定あったな!という。作品性を考えると意外と回収率高いのではないか、そういった新鮮な驚きをもたらす愛蔵版3巻でした。雨宮くんはいつでも美しいし9巻最後の吉祥寺をゆく伸二くんの絵はずっと大好きだし、弖虎ちゃんは自CPに次いで好きなので元気だと嬉しいです。いつ見ても惚れ惚れする美少年だ。もうこういう美少年古いよな、このセンス令和では通用しないよね、ってなんないのがすごい。田島先生の造形力どうなってるんだろう。ずっと美少年。かわいくてかっこいい。えらい〜。
ちなみに私の中では(攻)雨宮くん>伸二>>>弖虎(受)という配置なので弖虎はかなり受け寄りです。雨宮くんがいなければ伸二くんがトップオブ攻めだったのでサイコでBLを描くこともなかったでしょう。私は真面目攻めと暴力ねこちゃん受けと作中攻め度1位×2位がヘキの女。
サムネは去年から描こうと思ってた絵です。やっぱりこのふたり苗字が同じなのがミソだよね。西園兄弟設定本は数年間出すタイミングを逃し続けていい加減に腐ってきた感がありますが、とはいえ「西園家」って呼びたいよふたりのこと……。サイコ未読フォロワーたちがふたりを兄弟だと誤認しますように、という願いを込めてXでは時々「西園家」と添えて絵を流しています(ᵔᴥᵔ)みんなで誤解を広めていこうよ。ただあのふたりが兄弟だったら激ヤバ最高遺伝子を求めて国が傾くから血が繋がってなくて良かったかもしれない。でも誤解は広めていこうよ。誰の得にもならないし誰も傷つかない嘘じゃないかと思うんですけどそんなことないのかな。兄弟萌えオタクに怒られたりするのかな。ほなやめとこか……。
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来週が年内最後の更新になるか1週飛ばして大晦日更新するか未定ですが、とにかく24日の週は更新ありません。今週もお疲れ様でした(ᵔᴥᵔ)
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ゲ謎流行ってますね。私も御多分にもれず2回観たし父水エエヤンとなったクチです。父さんの美しい横顔に感銘を受けて絵も描いた。で別件なんですけど『 #首 』がね〜めちゃめちゃ良くて……加瀬亮さん演じるお館様こと織田信長がとにかく良くてェ……本筋にはほぼ触れていませんが、以下ネタバレといえないこともないので畳んでおきます。お館様カワイイ〜♡派の #感想 です。
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支配欲が尋常じゃないほど強く気に入った男には試し行動して支配を受け入れられると人目を気にせず素直に喜び暴力に次ぐ暴力を振るい声を張り上げ呼吸するように他人を罵倒し欲しい男にわざわざ他の男との睦事を見せつけふとした場面で人の子の面が漏れる天下人第六天魔王、本当に良かった……。
奔放なのに窮屈、豪快なのに繊細。全力尊大パワハラセクハラモラハラ当たり前のスーパー攻め様バイオレンス激重ネコチヤンでしたね(でしたね?)。作中2回ほどちっちゃい子どもみたいな顔してたのがたまんなかったです。噛み癖があるのは1回観ただけでも明らかでしたが、蘭丸と弥助に噛み跡があるらしいと聞き早急に2回目を観ました。あった。どんな作り込み? 天才すぎるよ。服が黒と赤なのもあって青白く線が細く華奢な印象の男に武将たちがひれ伏してる画、額に入れて飾ろうね。
好きな男にほど「だいすき!(暴力)」をするのめんどくさい男すぎて……私は…こういう男キャラが…大好き……!!!! 冒頭から刀を口に突っ込んでからの血みどろ舐めまわしキッスという掴みに監督の思惑どおりまんまとはまりました。どうなってんだこの世界は……こんなに都合のいいことがあるのか? お館様初登場から心臓を掴まれたのでその後出てくるシーンはずっと嬉しくてニチャニチャ笑ってました。オタクのニチャ笑いしてるの自分でわかったけど抑えられなかった。デスノートの月の「駄目だまだ笑うな」のシーンが頭の中で明滅してた。あと馬揃えのシーンやばくなかった?? 「わ〜紙吹雪──ウッッ(心臓麻痺)」だった。鯛のときに弥助に膝枕してもらってるとこもかわいくて好きでした。言ってる場合か?すぎるシーンなのはそう。
西島光秀が信長に対して「この世ならざる魔王と思ってついてきたのに結局は人の子か!」的に落胆ギレしてたのがどこまで本気なのかわかりませんが、ここだけ切り取るとアイドルに夢見すぎな厄介ファンみたいでしたね。お館様だってトイレに行くんだぞ。とはいえ公式で「愛憎入り乱れた感情を抱いている」とか書いてあるからある程度は本音なんだろうな。「これも愛情ですから」「私“も”お慕い申し上げておりました!」とか言うしいざとなったら恋仲のはずの男も潔く捨てる光秀、忠義に厚くて清廉で実直な武士とかじゃ全然ないし打算でお館様のだいちゅきムーブをスカしてるとこもあっただろう。そうだろ、言ってみろ。なっ、村重もそうだと思うよな? 村重にしてもまあそうですが、あんなにグイグイ進言するのって「こいつ俺のこと特別だと思ってる」って確信がないと厳しい。いやわかんないけど、武士じゃないから。私大名があそこにいても曖昧な薄ら笑いしかできないことだけが確か。
パンフレットのインタビュー集もよかったところ、こちらの加瀬さんのインタビュー がほんとによかったです。スクショ撮った。敦盛のシーンに顕著だと思うんですけど、苛烈な性格のキャラクターってだけじゃなく虚無も抱えてる複雑さと繊細さが…な!
光秀と村重の関係も「……ン゛!!!!!」となったんですけど長くなるため割愛いたします。村重がかわいそかわいいから観てください。史実との兼ね合いもあってのことでしょうが、最後の方も「……ン゛!!!!!」ってなった。
映画館で予告を観たときはおもしろそうだし一応観よ、なんか加瀬亮裸じゃないか? 女性との事後のシーンとかかな、くらいで、さらに一応男色シーンがあるくらいは聞いてたのに思ってた以上の勢いで横っ面を叩かれた。やばい。こういう刺さり方が一番良くない。予後が悪い。変な刺さり方しちゃったな。
原作は映画と結構違いつつ、あーなるほど!っていうところもありつつですね。本屋で「首ない、首どこ、首……!」と作中のみんなばりに首を探してしまったので見つけられたときすごく嬉しかった。でも首に固執するということは死ぬということ。不安。
お館様のアクリルスタンドも欲しいよ〜! 欲は尽きない。愚かだから。
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ゲ謎のPG12を超えるR15+指定ですが残酷描写はまあ慣れるしほとんどの場合はこれから事が起きますよ、と教えてくれるので顔を背ける余裕もあるし、戦国×主従×下剋上×痴情のもつれ×欲に生きる男たちが好きならおすすめです。戦国乱世ボーイズ愛憎痴情映画です。オタク特有の「これもう実質セックスだろ」とかじゃなくて本当に肉体関係があるしキスもするんです、今度は嘘じゃないです。
一方で衆道とか武士道とか意味わかんないし男の子ってほ〜んとバカ!ってスタンスのギャル武将たちもいます。その最たる秀吉陣営はおじさんたちがはしゃぎながら即興コントしててかわいいよ。秀長が自撮り棒持って3人で写真撮ったことあると思う。みっともなさが愛しい男ばかり出てくるなかで半蔵だけずっとさわやかでかっこいいのが却って笑えました。彼は別の作品から転生してきてますよね? 左兵衛もかっこよかった。
登場人物が多くて最初は結構ついていくのが大変だったので、一旦全部わかってる状態の2回目の方が面白かった。3回目なんてどーなっちゃうんだよ。北野作品なので恐らくサブスク入らない、かつ地上波放映は絶対できない映画なので気になってる方は円盤購入/物理レンタルまで待つか劇場で観るかの2択だと思われます。私は円盤も買います。

しかし雨宮一彦と西園伸二の幻影を追い求め続けるの本当にやめたいな……ところで映画『水曜日が消えた』の月曜日と火曜日も好きなのでよかったら観てください。すべての萌えはサイコへ通ず、というよりサイコの匂いがする萌えを探し続けるオタクのまま2023年を終えそうです。ちなみにサイコ愛蔵版3巻、私以外の人も昨日届いてるっぽいんですが公式発売日は明日なので感想は来週書きます。おつかれやまでした。
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