URYMLOG

雑記やお知らせなど

ずっと #首 のことを考えています。11月30日木曜日に初めて観て12月9日までに4回観ちゃった……映画館に最短距離で通いたいから自転車も買っちゃった……でもその映画館の上映スケジュール主婦層向けだから公開から時間が経つごとに私の生活時間とギリギリで合わなくなってく……結局土日だけ自転車使う感じになるかも……どうしてもそこで観たいスクリーンがあるので平日仕事遅刻して観に行く……オタ活全力優先可能職場で良かった……という激動の10日間を過ごしていました。
以下また #感想 ですが長いのと前回より内容に踏み込んでるので畳みます! 本当に本当に長いしシンプルに腐女子の感想なのでご注意ください。もう無理なんだよなんか書いて消化しないと。
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①ノーディフェンスで観てお館様にめろめろになりつつ情報量に圧倒される→諸々インタビュー読む
②情報整理できてるので話の理解度が劇的に上がる→原作読む
③原作既読状態なのでさらに細かいところもわかる
④音声ガイドのおかげで拾えてなかった情報を知る→グッズやっと買えた
と毎回解像度が上がってて楽しいです。そろそろ都会(ルビ:別ジャンル)にも繰り出したいと思ってたところで加瀬信長と正面衝突を起こせたので感謝。他の人たちも大好き。光秀と信長公以外の特別お気に入りは秀長と半蔵です。秀長のアドリブコントの困り具合と「まだやってんのか!?」、半蔵の「くノ一は喋らんか」「とんでもございません(微笑)」は特にオキニのシーン。
前述の通り4回目は音声ガイドありで観まして、うろ覚えのニュアンスですが「夢中で吸い付く信長」「接吻しようとする信長」「失神する光秀」「うっとりと見つめる信長」「草履ぷかり」「激しい接吻をする信長」がヘッヘッヘ〜すき!になったところです。突然の「草履ぷかり」かわいすぎだった。拾えてなかった情報が思ってたよりあったので聞いてよかったです。
本当は3回目に音声ガイド導入を試みてたんですがあのアプリはたぶん映倫の音をスタートの合図にしていて、TOHOのIMAXだと今はSPY×FAMILYの予告が入ってるのでズレるんですね。ただ結果的には原作既読状態3回目で集中して内容整理できたので断念して正解でした。日本語字幕上映も観ます。期間短くない? お館様の尾張弁が2ヶ所、あと他のキャラでも細々としたセリフでどうしても聞き取れないところが数ヶ所あるんですが、尾張弁については「やっとかめだなあサル!」のところで名古屋ご当地漫画の『八十亀ちゃん』は方言由来の名前だったんだ!という点と点が線になる体験をしました。そういったことを鑑みても字幕でちゃんと知っておきたいよね。意味はわかるから正確に何を言っているのかわからなくても流してるところがあると思います。俳優さんたちの演技力のおかげだよ。字幕はおそらくBlu-rayにも収録されると見ています。なぜなら北野監督は邦画にも日本語字幕導入を、と言った先駆者と聞いたようなそれは別の監督だったような……のため。

内容的には観れば観るほど一番ヤバいのは光秀だよな、となってます。周りの男たちを夢中にさせててすごい。ストレス発散方法最悪なのに包容力を感じるし武人としてもかっこいいもんな。お館様は恐ろしいほど気性が荒くて選択肢を間違えると死ぬだけで言動は素直なので、言ってることとやってることどうなっとるんだね何を考えとるんだねという光秀の方が難しい人だなと思います。無論扱いにくさで言えばお館様が極北にいらっしゃるわけですが……。
伸二くんは暴力や死へのアクセスが気軽かつ反射的にできるだけで喜怒哀楽はわりあい落ち着いているのでお館様ほど気性の荒い男は新境地だなーと思っています。西園伸二は「怒りが瞬間大爆発して暴力に走る」って行動はほとんど取ってない。「説教の一環で腕を折る」「襲ってきた男の耳を食いちぎる」などはする、そのバランス感覚が好きです。ただ頭は派手におかしいのと雨宮くんの冷静さがすごく立ってるから錯覚しがち。自CPは最高だな。
それはそうと何度観ても謀殺シーンでドキドキ……わくわく……ハ??してるお館様はかわいい。あんなガン見されたら私でもなんかあるのかなって思っちゃいそう。激昂して光秀を斬り殺せ!って命じておいて光秀の方はそわそわしつつも見ないようにしてたところも本当にいじらしくて……今の今までブチギレてたのに瞬間スンと子どもみたいな表情になるので色々思いを巡らせてしまう、オタクの前でするなよそんな顔を。この場面で恋の賭けに出るなよ。そのあと俺もおみゃーのことちゅき!しつつみんなの前で光秀は無能だからなあ♡するところ、上司としてはかなり間違ってるけど魔王としては正しい行いなのかなあ。
一方の村重はわかりやすくてかわいいですよね。光秀のことを変な下心とかなく大好きなのが伝わってくる。「天下は俺“たち”のもの」はお館様も言ってるんだけど(本プロモーション も味わい深いが本編はもっと味わい深い。あまりにもお館様がツヤッツヤかつ満ち足りた様子なのでキスくらいしてもらったのかもしれない、でも光秀ビジネスキッスしてくれるかな)(好きって言われただけでツヤッツヤになるお館様、かわいいね……)、村重はキュートでお館様はセクシーなので光秀は両手に松浦亜弥なんだ。
光秀とお館様の感じはかなり私のど真ん中を突き刺してくるんですけど、光秀と村重の商業BLぽさも好きというか村重がかわいいので救いたい、助けてくれ〜光秀はほんとに一筋なのかぁ? 欲しい言葉を一番いいタイミングで的確に与えられる男なだけじゃないのかぁ? 観れば観るほど村重も言うとおり本当に好きなのはお館様じゃないかなと思うけど、これは私があらゆることを穿って見(たすえにカップリングさせ)てきたオタクだからかも。恋模様については光秀が分裂してくれたらかなりマシなんだけどな。お館様がぜ〜んぶ俺の!するから無理かな。
光秀信長以外の人たちは何がしたいのか超親切に意思表示してくれるので良いです。家康も初見はそう来るかと思いはしたものの今何を見せられたんだ、とはなんないし。光秀とお館様の複雑な愛憎が私の感情をぐちゃぐちゃにする。この新感覚はもう発明なんだよね。ノーベルBL賞があったら北野武監督が受賞してたと思います。
絵を描きたくなる新規ジャンルがなくてやや鬱々としていたので、まだフィクション作品にハマれる自分を発見できて安堵しました。他にも趣味があるとはいえ二次創作に関してはサイコ以外の別ジャンルも好きな方が楽しい。ところで私は絵を描くにあたって資料を求めてあちこち画像検索をするタイプなんですが、加瀬さんの顔は見てると照れるのであんまり直視しないようにしています。私は首が長く前傾めに角度ついてて痩せ型で頭身高い男性が本当に好きだから……そういう男性は横から見たときのシルエットが希少性の高い美しさをしているから好きです。恐ろしい開陳をするな。
「痛そう」という理由で『アウトレイジ』を避けてきましたが(サイコって実は拷問描写がほとんどないよね)北野映画のお約束みたいなのを全然わかってないはずなので腹を決めて全作履修しようと思い、今日ビヨンドまで観ました。明日は最終章を観ます。結論から言うと痛い描写は全然問題ないレベルでした。首と同じく全員の「死」に情感がなくただの一イベントなのがよかったです。加瀬さんがキャンキャン吠えるチワワ系インテリヤクザでかわいい。身の丈に合わないことをするから案の定死んだ。もうなんかビヨンドの登場時からあーあこいつ死ぬわこれだったもんね。ヤクザスーツだとより首が長いのと華奢なのがわかってうれしい2作品でした。
というキショ文で今回の首の話を閉じます。
▲畳む

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本題はサイコ愛蔵版です!!!!
今回はほぼほぼ弖虎活躍の巻なので私の腐女子人格にはあんまり関係ありませんが、読み返すと忘れてた要素が見つかりますね。こんな設定あったな!という。作品性を考えると意外と回収率高いのではないか、そういった新鮮な驚きをもたらす愛蔵版3巻でした。雨宮くんはいつでも美しいし9巻最後の吉祥寺をゆく伸二くんの絵はずっと大好きだし、弖虎ちゃんは自CPに次いで好きなので元気だと嬉しいです。いつ見ても惚れ惚れする美少年だ。もうこういう美少年古いよな、このセンス令和では通用しないよね、ってなんないのがすごい。田島先生の造形力どうなってるんだろう。ずっと美少年。かわいくてかっこいい。えらい〜。
ちなみに私の中では(攻)雨宮くん>伸二>>>弖虎(受)という配置なので弖虎はかなり受け寄りです。雨宮くんがいなければ伸二くんがトップオブ攻めだったのでサイコでBLを描くこともなかったでしょう。私は真面目攻めと暴力ねこちゃん受けと作中攻め度1位×2位がヘキの女。
サムネは去年から描こうと思ってた絵です。やっぱりこのふたり苗字が同じなのがミソだよね。西園兄弟設定本は数年間出すタイミングを逃し続けていい加減に腐ってきた感がありますが、とはいえ「西園家」って呼びたいよふたりのこと……。サイコ未読フォロワーたちがふたりを兄弟だと誤認しますように、という願いを込めてXでは時々「西園家」と添えて絵を流しています(ᵔᴥᵔ)みんなで誤解を広めていこうよ。ただあのふたりが兄弟だったら激ヤバ最高遺伝子を求めて国が傾くから血が繋がってなくて良かったかもしれない。でも誤解は広めていこうよ。誰の得にもならないし誰も傷つかない嘘じゃないかと思うんですけどそんなことないのかな。兄弟萌えオタクに怒られたりするのかな。ほなやめとこか……。
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来週が年内最後の更新になるか1週飛ばして大晦日更新するか未定ですが、とにかく24日の週は更新ありません。今週もお疲れ様でした(ᵔᴥᵔ)
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